秋篠宮殿下、お誕生日に改めて即位放棄を宣言！「次の天皇は愛子ちゃんに」発言の真意とは？

注目度が低下している秋篠宮殿下のお誕生日会見

先月11月30日にお誕生日会見の内容が公表された秋篠宮殿下。翌日12月1日が、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまのお誕生日であったこともあり、それほど注目を集めない会見となったのですが、どのような発言がなされたかについて、解説したいと思います。

実は、これまで、秋篠宮殿下や、紀子さまのお誕生日会見や、お誕生日のご感想文書は、大変な注目を集めていました。というのも、何より、小室圭さんと眞子さんの結婚問題に関連するご発言がそこでなされていたからなのですね。

特に、小室圭さんと眞子さんの結婚前には、「結婚をするのか、婚約破棄か？」という重大な問題があったため、眞子さんのご両親のご発言には、格別の注目がなされていたわけです。

そうした状況と比較すると、現在の秋篠宮ご夫妻のお誕生日の会見や、文書の内容は、ほとんど注目する価値が薄れてしまったと言えるかもしれません。

特に、眞子さんの結婚問題で、ご夫妻が何か発言されるごとに、ネット上で大炎上となる状況が続いたこともあり、現在では、無難な発言に終始することが多いようですね。

今回も、ネット上では、「秋篠宮殿下、お誕生日会見で改めて即位放棄を宣言！」といったタイトルのYouTube動画なども配信されているようですが、正確には、秋篠宮殿下が、具体的に即位するための準備や、悠仁さまの帝王教育などを行っていないことが明らかになったのみで、その他には、過去の即位拒否に関わる発言が再度取り沙汰されているだけのようです。

実際、最も注目を集めたのは、宮邸の改修費用の問題や、佳子さまの一人暮らし問題だったのですが、「女性自身」（2023年12月19日号）の記事では、皇室担当記者の「秋篠宮さまのご回答には、新しい事実はまったくといっていいほどなかったのです」という言葉が紹介されています。

11月30日に58歳の誕生日を迎えられた秋篠宮さま。直前の27日に記者会見に臨まれ、次女・佳子さまが旧御仮寓所（秋篠宮邸分室）で一人暮らしをされていることを公表するタイミングなどについての質問にこのように答えられたのだ。

「会見について《「私自身がぐずぐずしていた」佳子さま別居公表の遅れに異例の反省の弁》という見出しで報じたメディアもありました。そもそも記者会からの1番目の質問は秋篠宮邸の改修費用や、佳子さまの旧御仮寓所での生活を明かしたタイミングに関するものでした。改修費についての国民の関心が高いとはいえ、お祝いすべき誕生日での追及モードは“異常事態”としか言いようがありません。

それにもかかわらず、秋篠宮さまのご回答には、新しい事実はまったくといっていいほどなかったのです」（皇室担当記者）

「女性自身」（2023年12月19日号）

殿下の会見から垣間見える女性差別意識

こちらの記事では、続けて、秋篠宮邸に佳子さまの私室を設置しなかった理由について語る秋篠宮殿下のご発言が紹介されているのですが、そこからは、殿下の、もしくは皇室特有の女性に対する差別意識を垣間見ることができます。

佳子さまの一人暮らしの理由について、秋篠宮さまはこうお話しされている。

「いずれはこの家から出ていくであろう、実際に一人はもうその前に結婚しているわけですけれども、娘たちの部屋をそこに用意すること自体がある意味無駄になるという考えからです」

だが、“無駄を省いた”ために、どれほどのスペースや経費が浮いたのか。この疑問に対する説明は宮内庁からもなく、秋篠宮さまも言及されてはいない。

（同前）

こうした皇室特有の女性差別の意識が垣間見える秋篠宮殿下のご発言に関して、ある皇室ジャーナリストは、次のように語ってくれました。

「秋篠宮殿下は、合理性という観点から、佳子さまの私室を用意しなかった、と述べておられるのですが、はっきり言えば、佳子さまは女子だから私室部分を用意しなかった。悠仁さまは、男子だから、勉強部屋を拡張したということですよね。

近年では、度々、ジェンダー平等について言及されている佳子さまですが、こうした殿下の差別意識には、大変辟易されているとか。

特に、眞子さんや、佳子さまは、幼少期に、殿下から度々暴力を振るわれていたにも関わらず、男子である悠仁さまだけは、一度も暴力を振るわれることがなかったことに関して、強い不満や不信感を持たれていたようですね」（皇室ジャーナリスト）

即位拒否発言の真意

また、今回の会見では、秋篠宮殿下が、皇位継承に関する具体的なプランやビジョンを持ち合わせておられないことも明らかとなりました。

前出の皇室担当記者は、一連のご回答についてこう語る。

「皇族数の減少については皇室の存亡にかかわる問題として国会でも論議されているにもかかわらず、まるで“人ごと”のようにお話しされているように感じました。また秋篠宮邸の改修問題については、“国民の理解を得るのは難しい”と、説明を放棄されたかのようにもとらえられかねない趣旨のお話をされています。

さらに悠仁さまの教育に関する質問に対しても、記者たちは帝王教育や将来のご進路について聞きたかったのだと思いますが、『恐らく1番関心が強いのはトンボ類のこと』『例えば大学に行くという時に、本人が何をしたいかということがやはり1番大事なのだと思います』といったお言葉しかありませんでした」

こうしたご発言を繰り返される秋篠宮さまのお立場について、神道学者で皇室研究者の高森明勅さんは次のように解説する。

「’19年4月、朝日新聞は秋篠宮殿下の皇位継承にまつわるお言葉を報じています。それは『兄が80歳のとき、私は70代半ば。それからはできないです』というものだったそうです。同じ記事には、天皇に即位することについて『そんなこと思ったことがない』と語られたと記載されています。

つまり秋篠宮殿下は傍系でいることを望まれており、即位を考えていらっしゃらないということになります。

また秋篠宮殿下は『自分は皇太子たるべく教育を受けてきていないから』と、皇太弟やそれに類した称号を受けることを辞退されたと繰り返し報じられていますが、このことについては、宮内庁も殿下ご自身も否定していないのです」

（同前）

殿下は、お誕生日のお祝いのために秋篠宮邸に訪問された愛子さまに対して、「次の天皇は愛子ちゃんに」と発言されたようですが、こうした発言が出てくるのも、やはり、殿下や悠仁さまが天皇になるための準備が出来ていないということが大きいのでしょう。

皆さんは、このような、秋篠宮殿下の即位拒否宣言について、どう思いますか？是非、コメント欄に感想や意見をお願いします。

ご拝読ありがとうございました。