参政党の神谷宗平氏「悠仁さまのためにハーレムを作ります」発言が大炎上！篠原常一郎氏にも飛び火か？

文・もっちゃん

暗澹たる悠仁さまのお妃探し

現在、高校2年生の秋篠宮家の長男・悠仁さま。大学進学後には、皇位継承順2位の男性皇族として、お妃探しが本格化すると考えられますが、残念ながら、悠仁さまのお妃探しの見通しは暗いとの見方も多くの識者からなされています。

秋篠宮家の長女・眞子さんの結婚問題が大変な物議を醸したことからも分かるように、皇族方の自由恋愛での結婚には様々な困難が伴います。一方で、現在では、宮内庁が無理やり、皇族方の結婚相手を見繕うということもできず、そうした問題に常に悩まされることとなっているようです。

毎日新聞で皇室問題などを担当していた経歴を持つ、成城大学文芸学部教授の森暢平氏は、こうした悠仁さまの結婚の困難さについて、昨年7月に「週刊エコノミスト Online」に掲載された記事にて、次のように解説しています。

次代の皇嗣、現在高校１年生の悠仁さまの結婚相手をどうするかは、宮内庁が考えるべき大きな課題かもしれない。しかし、宮内庁が何かをしている気配はない。婚姻は本人の意思による決定であることが自明となり、宮内庁が選考主体でないこともまた自明であるためだ。

　７０年前に比すれば、結婚年齢も上昇している。１０代の明仁皇太子が「結婚は早いほうがいい」と希望した時代とは異なり、悠仁さまは、ご自身の将来の婚姻を具体的に想定していないであろう。さらに、姉の小室眞子さんの結婚が一部週刊誌記事やインターネットの書き込みによるバッシングに晒（さら）された記憶も、悠仁さまにとって気の重い現実となっているかもしれない。

　そもそも、結婚という選択と日本の成長を重ね合わせることができた戦後期と、若者たちが結婚に未来を見いだしづらい現代は大きく状況が異なる。令和のいま、悠仁さまの将来の結婚について、宮内庁が何かをすることは不可能だろう。

　しかし、「悠仁さまの恋愛」は眞子さんのときと同様に、メディアによる隠し撮りやバッシングに晒されなければならないのだろうか。戦後期の皇太子妃に求められた「平民」性ではなく、同等性や皇室とのバランスが求められれば求められるほど「悠仁さまの恋愛」は遠ざかっていく。また、天皇家をめぐるいまの状況のなか、わざわざ皇室入りする女性が本当に存在するのだろうか。そのことを想像してみるとき、あまり明るい未来は描けない。

　宮内庁も、私たちも、未来の悠仁さま妃について希望を持って語ることさえできないのである。それによって、皇室がいずれ存続の危機を招来することは容易に想像できる。私たちは、その危機の予感に、ただ目を背けている。これが皇室と社会をめぐる現実である。

「週刊エコノミスト Online」（2022年7月4日配信）

参政党の神谷宗平氏「悠仁さまのためにハーレムを作ります」発言

お見合いも自由恋愛での結婚も困難でありながら、確実に男子の子孫を残すことを期待されている悠仁さま。このような困難の状況の打開策として、参政党の神谷宗平氏は「悠仁さまのためにハーレムを作ります」という主旨の驚きの提案をしているようです。

私は女系に持っていくなんていうことを一言も言ったことは 過去にないと思いますし、そう思ってないので、もしそこを切り取られてやるとしたら、女性天皇ですね。

男系の女性天皇って いうのは過去にも何人かいらっしゃるので、それに関しては可能性として否定はしない という風な形です。ただ私は今も皇室維持するためだけで実施するためには一番やるべきことは宮家の復活だと思ってますので、そういった形で宮家を復活する。

何だったらこれはちょっと賛否両論あると思うんですけども天皇陛下にですね側室をやっぱり持っていただいてですね、たくさん子供作っていただくと。昔はそうしてたわけですよね。うんそういっ たこともやるべきなんじゃないかなと。

それぐらいの思い切ったことをやるべきなん じゃないかなというぐらいの考えの持ち主ですで、今皇位継承者たくさんいるじゃ ないかって方いらっしゃるんですけど、確かに血をつながった男性の方いらっしゃるとは 思うんですが、やはりあの天皇のお仕事っていうのは祭司ですからやっぱりね、血統をちゃんと ついていかないといけないんですよね。

YouTube動画「最近問い合わせが多い女系天皇への見解について｜神谷宗幣」より

SNSで拡散され大炎上

こちらの発言は、TwitterなどのSNSでも拡散され、ちょっとした炎上状態となっているようです。

側室を復活⁉️参政党って随分と時代に逆行した考え方なんですね！驚愕です。そんなことするくらいなら象徴天皇制は廃止がいいです。皇嗣の血筋にも疑問しかないし。

天皇制の根幹をわかってないな神谷。天皇制の根幹は国民からの敬意と祈り。

尊敬されるような人格、そのために俗世から隔離され、利得に囚われない、国民の幸せをひたむきに祈る姿だ。だから俗世に接した旧宮家の復活などもってのほか、天皇制の根幹を揺るがす。

現在の宮家の中で成立させねばならぬ

神谷氏の炎上が篠原常一郎に飛び火

こうした神谷氏の頓珍漢な発言について、ある皇室ジャーナリストは、次のように語ってくれました。

「参政党の神谷宗平氏がYouTubeの動画で「側室の復活」について発言し、ネット上で大炎上となっています。神谷氏は「天皇に側室を持ってもらう」という趣旨の発言をしたものの、この意図は、既に配偶者を持つ今上陛下や秋篠宮殿下に対するものではなく、事実上、悠仁さまに側室を持っていただくという、その明確な意図のもとになされた発言と捉えられます。

しかし、この発言には多くの問題が内包されています。側室とは事実上、自身の人権を放棄し、皇位継承者を出産するための、いわゆる「生む機械」になることを意味します。現代の憲法のもとでは、このような制度が認められるはずがありません。

更に、神谷氏のこの発言は、参政党の信用を大きく損なう可能性があります。また、参政党の顧問であるユーチューバーの篠原常一郎氏にまで影響を及ぼし、彼の信用問題にも関わることとなります。これらの理由から、神谷氏には今後、より慎重な発言が求められるでしょう」（皇室ジャーナリスト）

皆さんは、このような神谷氏の「悠仁さまに側室を持たせるべき」という主旨の発言について、どう思いますか？是非、コメント欄に感想や意見をお願いします。

ご拝読ありがとうございました。