令和6年の皇室カレンダーも天皇ご一家を徹底冷遇！使い回し写真に、加え美智子さまをトップに配置する暴挙に怒りの声が続出で、購入ボイコット運動も

文・もっちゃん

令和6年の皇室カレンダーでも天皇ご一家が冷遇

秋篠宮ご夫妻のベトナム訪問では、なんと宮内庁から取材NGを食らうこととなった「テレ東BIZ」ですが、先月９月29日、同日に発売された2024年（令和6年）の皇室カレンダーに関する重大なスクープを行いました。

天皇ご一家を撮影した2024年の皇室カレンダーの販売が29日から始まりました。新型コロナの影響で控えてきたご一家そろっての撮影は今回も復活しませんでした。皇室カレンダーは毎年、壁掛けだけで約10万部が売れる業界でも人気の商品です。価格は1部1,000円で据え置かれましたが発行元では紙代が高騰する中「2025年は値上げせざるを得ないかもしれない」としています。

「テレ東BIZ」（2023年9月29日配信）

こちらの「テレ東BIZ」の報道では、天皇ご一家が揃っての集合写真は撮られなかったとしているものの、一方で、秋篠宮ご一家や、上皇ご夫妻は、どちらも新たに撮影された写真が使用されている様子がしっかりと写されていました。

また、コメント欄には、「秋篠宮家や上皇ご夫妻はいいから、天皇ご一家だけ写してほしい」「天皇ご一家の写真だけが掲載されたカレンダーも販売してほしい！」といった意見も数多く書き込まれています。

なぜ天皇御一家だけでまとめられないのだろうか、、、、

百歩譲って内廷皇族の上皇夫妻が入るのなら まだ分かるけど、何故いち宮家であるはずの弟一家が入って来るの？

だったら他の宮家も入れて良いのではないか、と、いつも疑問に思います

引退夫婦と浪費一家は見たくない！

天皇家だけのがほしいよ！

今上天皇皇后両陛下、敬宮愛子内親王のみのカレンダーなら、倍のお値段でも購入します。今からでも刷っていただきたい。

また、この他に、物議を醸しているのが、天皇陛下と、その他の皇族方の掲載順の問題です。この“皇室カレンダー”の内容が物議を醸すこととなったのは、令和2年版のものが始まりです。通例、1枚目の1・2月は天皇ご一家の集合写真となっており、令和2年版もそれを踏襲していました。

令和2年版から、物議を醸し続けている皇室カレンダー

ですが、問題となっているのは3・4月に、散策される上皇ご夫妻のお写真が掲載されていたことです。これまで集合写真に続くのは“今上陛下ご夫妻”のお写真でしたので、関係者の多くが、天皇ご一家のお写真が掲載されるものと考えていたのです。

ですが、実際には令和2年版のカレンダーでは、天皇ご一家のお写真が現れるのは5・6月です。このように天皇皇后両陛下を上皇ご夫妻の後に掲載するというお写真の掲載順は、ほとんど“上皇ご夫妻が天皇皇后両陛下よりも格上”であると主張しているようなものです。

このお写真の掲載順は、毎年大変な物議を呼び、批判の声も上がっているのですが、今年発行される令和6年版のカレンダーでも3・4月分には上皇ご夫妻のお写真が掲載されており、またしても天皇皇后両陛下は後回しとされています。

週刊新潮も疑問を提起

こうした皇室カレンダーの問題に関して、かつて「週刊新潮」（2019年10月17日号）でも、次のように報じられていました。

天皇陛下が即位を宣明される「即位礼正殿の儀」を今月22日に控え、宮内庁は慌ただしさを増すばかり。そうしたなか、つい先日、発売された「皇室カレンダー」が担当記者の間で波紋を呼んでいる。その背景には、上皇陛下から厚い信頼を寄せられた元長官の「思い」が見え隠れしていた。　

　すでに頒布が開始されているため、現物を手にされた方もいるかもしれない。

　いわゆる「皇室カレンダー」は、宮内庁の許可を得て公益財団法人「菊葉文化協会」が製作・発行する。

　両陛下や皇族方の大判写真が2カ月ごと計6枚に分けて掲載され、1万部売れればヒットとされるカレンダー業界にあって、「例年9万部を発行する」（宮内庁担当記者）人気ぶり。しかし、来年のカレンダーを目にした記者は、ある「異変」に目を疑ったという。

「1枚目の1・2月は天皇ご一家の集合写真となるのが習わしで、令和2年版もそれを踏襲していました。ただ、驚いたのは3・4月に、散策される上皇ご夫妻のお写真が掲載されていたことです。多少の例外こそあれ、これまで集合写真に続くのは“今上陛下ご夫妻”のお写真でしたからね」（中略）

　確かにこのカレンダーでは、5・6月になって、ようやく愛犬「由莉」を伴った天皇皇后両陛下のお写真が現れる。

「他の記者たちも3・4月のお写真は天皇陛下と雅子さまが順当と考えていた。今上陛下は5月に即位されたため、今年のカレンダーは平成31年版。つまり、来年が新元号となって初めてのカレンダーなのです。にもかかわらず、上皇ご夫妻の掲載順の方が先というのには、どうしても違和感を覚えてしまいます」（同）

別の記者も首を傾げる。

「発行元の菊葉文化協会は、いわば宮内庁職員の天下り先です。上皇ご夫妻が天皇皇后に在位された時代に仕えていた職員が大半なので、“上皇陛下がご健在なうちに掲載順を後にするのはどうか”という情が絡んだ可能性はあると思う。ただ、そのせいでカレンダーが“二重権威”状態になってしまっているわけです」

　現在、この協会の代表理事を務めるのは、元宮内庁長官の羽毛田信吾氏。

　長官時代に、皇太子ご一家（当時）が両陛下を訪問なさる回数が少ない、と苦言を呈した人物だ。また、上皇陛下のご意向を受け、当時の野田政権に「女性宮家創設」を進言するなど、上皇陛下の“側近中の側近”とされる。となれば、カレンダーにその「思い」が込められていても不思議はあるまい。

　協会側は「皇室御一家にふさわしく、季節にあったお写真を、掲載順を含めて選定している」と回答。

　そこで、羽毛田氏ご本人に見解を伺うと、

「掲載順にルールはないし、ご指摘のようなことは全く意識していません。極めて事務的に決めています」

　二重権威に繋がりかねないとの指摘については、

「それこそ為にする議論だと思いますよ。カレンダーでそんな話になるなんて、“ややっ、なんで？”という感じがしますね」

　と仰る。だが、皇室ジャーナリストの神田秀一氏は、

「カレンダーの掲載順といえども、二重権威を誘発しかねないと捉えられるのは当然でしょう」

　と懸念を示すのだ。

「週刊新潮」（2019年10月17日号）

令和2年版が発売されて以降、毎年、物議を醸し、批判の声も上がっている「皇室カレンダー」ですが、全く改善する様子は見られません。皆さんは、このように上皇ご夫妻を天皇皇后両陛下より格上扱いするこのカレンダーについて、どう思いますか？是非、コメント欄に感想や意見をお願いします。

ご拝読ありがとうございました。