安倍元首相銃撃の山上容疑者がTwitterにて、秋篠宮殿下のDNA検査を要求！美智子さまは「あの男をさっさと処分しろ」と絶叫

文・もっちゃん

安倍元首相銃撃事件の動機は？

今月8日に、安倍元首相が銃撃され死亡した事件。安倍元首相を銃撃した山上徹也容疑者は、母親が、統一教会の熱心な信者であり、多額の献金のために自己破産したことから統一教会に対して強い恨みを持ち、その統一教会と深いかかわりのある安倍元首相を銃撃したとされています。

とはいえ、統一教会は、安倍元首相以外にも、多くの政治家と繋がりを持っており、なぜ、安倍元首相の殺害に及んだのか、その動機はいまいちはっきりしていないのが事実でしょう。

また、山上容疑者が、事件直前に送ったとされる手紙でも「安倍の死がもたらす政治的意味、結果、最早それを考える余裕は私にはありません。」とあるように、山上容疑者自身も、果たして、安倍元首相を殺害することが何の意味を持っていたのか、分かっていなかったのかもしれません。

そうした状況の中で、現在注目されているのが山上容疑者が運用していたTwitterアカウントの書き込みです。

Twitterにて、山上容疑者は、統一教会や韓国に対する恨みと同時に、映画「ジョーカー」の感想なども書き込んでいるのですが、この点について、作家の橘玲氏は次のように分析しています。

山上容疑者は、NEWSポストセブンが2019年10月に公開した作家・橘玲氏の寄稿〈映画『ジョーカー』が描いた「下級国民の反乱」〉をリツイートしており、この記事について複数の投稿があることがわかった。山上容疑者は映画『ジョーカー』に何を感じていたのか。犯行に至った心理と背景を読み解くべく、橘玲氏にあらためて話を聞いた。

──山上容疑者が橘さんの書いた映画『ジョーカー』に関する記事をリツイートしていました。続けて別のユーザーとのやりとりの中で、〈ええ、親に騙され、学歴と全財産を失い、恋人に捨てられ、彷徨い続け幾星霜、それでも親を殺せば喜ぶ奴らがいるから殺せない、それがオレですよ。〉という書き込みもありました。これは、犯行に至る背景を語っているようにも思えますがいかがでしょうか。

橘：銃撃事件とその直後の報道で、映画『ジョーカー』と似ていると感じていたので、容疑者が私の記事を読んでいたというのは驚きました。『ジョーカー』では、主人公のアーサーには政治的・思想的な背景はなにもありません。たしかに格差拡大への怒りで群衆が反乱を起こす場面が描かれてはいますが、アーサー自身にはエリートや富裕層に対する憎悪もなければ、アンチ・グローバリズムや反資本主義などのイデオロギーもまったくありません。

　同様に今回の容疑者も、安倍元首相の政治信条にはなんの関心もなく、カルト宗教団体に人生を破壊されたという個人的な恨みが犯行の動機とされています。しかし、背後からなんのためらいもなく2発の銃弾を浴びせるというのは、自分の行為が絶対的に正しいという確信がなければ不可能です。報道でもそこがよくわからなかったのですが、〈ジョーカーという真摯な絶望を汚す奴は許さない。〉という投稿を見て、自分とジョーカーを重ね合わせていたのではないかと感じました。

──容疑者も「真摯な絶望」を感じていた？

橘：今回の容疑者の特徴は、“絶対的な孤立”ではないでしょうか。すべてのメディアが彼の過去を追っているわけですが、2週間ちかくたっても、高校時代と自衛隊入隊、最後に勤めていた京都府内の倉庫のこと以外はわからない。海上自衛隊を退職したあとは、ファイナンシャルプランナーや宅地建物取引士などの資格を取り、複数の会社で派遣社員やアルバイトとして働いていたとされますが、その間のことを証言する友人などはまったくいない。

秋葉原で起きた無差別殺傷事件（2008年）の犯人も孤立していましたが、それでも親身に相談に乗ってくれる故郷の友人や年上の女性がいた。映画『ジョーカー』では、アーサーは「自分はまるで存在していないかのようだ」と繰り返し訴えるほど孤独で、その“絶望”から狂気と妄想にとらわれ、ジョーカーへと変わっていきます。容疑者がアーサーに感情移入したのは、そこに自分と同じ「とてつもない孤独」を見たからではないでしょうか。

　ハロウィンの日にジョーカーの仮装をした24歳の男が、京王線内で男性の右胸を刺し、ライターオイルをまいて車内に火をつけた事件（2021年）がありましたが、日本の社会にはアーサー（ジョーカー）の造形に強く惹きつけられる男が一定数いるのでは、とも思います。

「NEWSポストセブン」（2022年7月21日配信）

橘玲氏は、このように、山上容疑者が犯行に及ぶ大きな原動力となったのは、圧倒的な孤独感だったのではないか？と分析しているようです。

山上容疑者のTwitterと皇室問題

様々な分析がなされている山上容疑者のTwitterですが、当チャンネルでは、山上容疑者が、Twitterにて皇室問題に関しても言及しているということについて紹介してきました。中でも、特に注目すべきツイートは次のものでしょう。

そこまで言うなら一回DNA検査して欲しいもんだよね。

こちらの、ツイートは、男系男子による皇位継承を維持することの重要性について説いたツイートに対する反論として書かれたものなのですが、実は、このツイートは皇室や宮内庁の内部でもちょっとした話題となったようです。

山上容疑者のツイートに美智子さま激怒

「宮内庁の内部でも、美智子さまや、秋篠宮家に反感を持つ職員の中には、“秋篠宮殿下はＤＮＡ検査をして、本当に上皇陛下の血を継いでいるのか、調べた方が良い”などと言う者もいるようなのですね。

そうした職員らからすると、このように、ＤＮＡ検査の必要性を説く山上容疑者のツイートは、“我が意を得たり”といったところですから、山上容疑者のTwitterアカウントが発見された直後から大変話題となっていたようです。

また、美智子さまなどは、このような山上容疑者のツイートについて知った際には、大変激怒され、“あの男をさっさと処分しろ”などと絶叫されていたようですね。

この時の美智子さまの怒りようは相当なもので、宮内庁の内部では、山上容疑者のTwitterアカウントが凍結されたのは、美智子さまからの要請があったためではないか？などとも噂されているようです」（宮内庁関係者）

皆さんは、このように、秋篠宮殿下にDNA検査を行わせるべきという山上容疑者の主張について、どう思いますか？是非、コメント欄に感想や意見をお願いします。

ご拝読ありがとうございました。