銃撃された安倍元首相と上皇ご夫妻との確執「安倍政権の生前退位への対応にブチ切れ」で、紀子さまも不満露わに

文・もっちゃん

銃撃された安倍元首相が死亡

今月8日、安倍元首相が演説中に銃で撃たれ死亡するという事件が発生しました。安倍元首相は、病院搬送後、間もなく息を引き取ることとなりました。

8日に奈良市内で街頭演説中に男に狙撃され、自民党の安倍晋三元総理大臣が亡くなりました。67歳でした。

　午前11時半すぎ、安倍元総理は奈良市西大寺東町で街頭演説中、背後から近付いた男に銃で2発、撃たれました。

　安倍元総理はドクターヘリで奈良県立医科大学付属病院に搬送されましたが、午後5時3分に死亡が確認されました。

　病院によりますと、銃による傷が首の右側に2カ所と心臓に達する傷があったということです。死因は失血死とみられます。

　警察は奈良市大宮町に住む職業不詳・山上徹也容疑者（41）が手製の銃で安倍元総理を銃撃したとして現場の路上で取り押さえ、午前11時32分に殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。

　警察は今後、容疑を殺人に切り替えて捜査する方針です。

「テレ朝NEWS」（2022年7月9日配信）

安倍元首相の死を悲しむ声

安倍元首相の死亡後には、トランプ元アメリカ大統領など多くの海外の要人らが追悼の意を表明。ネットニュースのコメント欄等でも、安倍元首相の死を嘆き悲しむ意見が数多く書き込まれました。

日本再生のきっかけを作ったのは間違いなく安倍さんだと思う。色々あったとは思うけど、功績については否定しようがない。

アベノミクスがなければ、年金もどうなっていたか分からないのでは。

心より御冥福をお祈りし、後を継ぐ方が育って欲しいと思います。

ケネディやリンカーンの悲劇が日本でも起こってしまった…

憲法改正提案や新型コロナウィルスの対応など一部批判もありましたが、復権後に東日本大震災の風評被害対策やリーマンショックからの立て直しにも尽力くださいました

心よりお悔やみ申し上げます

確かにモリカケ問題や桜を見る会などマズイ事もあったが、安倍元総理は、長きに渡り日本に尽力した政治家らしい政治家だったと思う。何とか命を取りとめて欲しいと願ったが、残念でならない。ご冥福を祈るのみ。警備には大穴があった事は否めないし、犯人が元海上自衛隊所属だったという事は、自衛隊の知識で銃を作ったのではないかと推測され、自衛隊の教育も一歩間違えると恐ろしいと感じた。

上皇陛下と安倍元首相との確執

現在、TVニュース等では、安倍元首相の生前の様々な業績などが報じられているのですが、そうした業績の中には、皇室の問題と深く関わるものも存在します。

そのうち主なものは二つあり、一つは、小泉政権下での皇室典範改正の阻止、それからもう一つは、上皇陛下の生前退位に関する特例法の制定です。

このうち、前者の皇室典範改正の阻止に関しては、先日配信した動画にて詳しく解説していますので、そちらを参照して頂ければと思います。

今回、取り上げるのは、上皇陛下の生前退位に関する特例法の制定の問題です。上皇陛下は、生前退位に関して、恒久的な法的枠組み作りを求められた一方で、安倍内閣は、一代限りの特例法で対応することを決定。この決定を巡り、皇室と官邸との間に強い確執が生じたことが報じられています。

今月19日、政府が「生前退位」を今上天皇の”一代限り”で認める特例法案を閣議決定してから、わずか2日後、毎日新聞朝刊が21日付1面で衝撃のスクープを報じた。

「有識者会議での『祈るだけでよい』　陛下 公務否定に衝撃　『一代限り』に不満」

　内容は、今上天皇が、生前退位をめぐる有識者会議で「保守派」のヒアリング対象者から出た「天皇は祈っているだけでよい」などの意見に対し、「ヒアリングで批判をされたことがショックだった」との〈強い不満〉を表していたと伝えるもの。しかも、この今上天皇の考えは、〈宮内庁側の関係者を通じて首相官邸に伝えられた〉という。

　さらに記事によれば、生前退位が恒久法ではなく、「一代限りの特別法」として進められたことに関しても、今上天皇は「一代限りでは自分のわがままと思われるのでよくない。制度化でなければならない」「自分の意志が曲げられるとは思っていなかった」などと語り、今後の天皇においても適用される恒久的制度化の実現を求めたという。

　極めて衝撃的な報道だ。第二次安倍政権で天皇家と官邸の対立が激化していることは本サイトでも報じてきたとおりだが、毎日の報道が事実であれば、これは、今上天皇が安倍政権に対し、決定的とも言える強い怒りと不満を直接示したことになる。

「リテラ」（2017年5月30日配信）

このように、上皇陛下は、安倍元首相に強い不満と不信感を抱かれていたようなのですが、一方で、安倍元首相も裏で上皇陛下を繰り返し侮辱していたことが報じられています。

「ある有力政治家の話ですが、彼が官邸の総理執務室で安倍さんと生前退位の話をしたら、安倍さんはカーペットに膝をつきながら、『こんな格好までしてね』と言ったらしいのです。ちょっと何て言うか、天皇陛下が被災者の方々に寄り添うお姿を、そういうふうにちゃかしてみせるというのは……。信じがたいですね」

　これは、発売中の雑誌「月刊日本」12月号（ケイアンドケイプレス）で、毎日新聞編集委員の伊藤智永氏が明かしたエピソードだ。

　伊藤氏は、これまで政治部や経済部、ジュネーブ特派員を歴任してきた毎日新聞入社31年目のベテラン記者。「月刊日本」は保守系月刊誌だが、今月号で「天皇陛下のお言葉を真摯に受け止めよ」という特集を組んでおり、そのひとつとして「安倍総理の天皇観を問う」と題する、伊藤氏のインタビューが掲載されている。(中略)

この天皇と皇后が幾度となく被災者・避難者の元を訪れ、その声に真摯に耳を傾けてきた様子を、安倍はポーズを真似てからかったというのである。

「リテラ」（2016年12月18日配信）

安倍政権は、皇室や宮内庁と様々な確執を抱えていたのですが、それまで味方をしていた紀子さまですら、安倍政権の末期には、皇位継承問題に関する議論の先延ばしを続ける安倍元首相に対して、強い不満を抱かれていたことが明らかになっています。

果たして、今回の事件の犯人がどのような動機で犯行に及んだのかは不明ですが、このような皇室との間の確執があったことは覚えておくべきでしょう。皆さんは、このような安倍元首相と皇室との間の確執について、どう思いますか？是非、コメント欄に感想や意見をお願いします。

ご拝読ありがとうございました。